2012-01-30

タブレット。

「iPad」や「Kindle Fire」を超えるタブレットが登場しない理由
至極まっとうだと思います。
iPad やKindle Fire(日本では未発売ですが)の成功は、そこにエコシステムがあったことが大きいと思います。ただiPadの場合は若干異なり、そこには先駆者としての成功がありますよね。
果たしてiPadで映画を見たり音楽を聴こうと思いますか?楽しむとすればそれはネットの動画くらいではありませんでしょうか?一般的にiPadやiPhone、iPodの音質は最近は改善されているとは聞きますがいまだに良くありません。もし本当にポータブルシステムで音楽を聴きたい人は今ならソニーを買うでしょう。そういったことですよね。

iPadはモバイルの最終形態としては使えません。
仕事を本格的にするには、大雑把過ぎます。これは上記記事にも書かれていることですね。何かのサポートをしたり、楽しむという用途ならいいのかもしれません。CGを描くならマウスとそしてペンタブレットですよね?!

中にはタブレットでも出来る方もいらっしゃるかもしれませんが。また人間の知覚という関連からしても読書が完全に電子媒体に変わる事はまだまだ先の話だと思います。

ハードウェアのスペックを出して、、、すごいなどと言わせ購入をというのは、 (私は) 裏を返せば全くエコシステムがないからでもあり、そして差別化ができないことの裏返しでもあると考えています。だって簡単ですから。
どこどこの何ギガヘルツのどんなCPUが搭載されてメモリがいっぱい載っててバッテリもいっぱいあるから一日ハードに使ってもいけますとか。サクサク動きますとか、ぬるぬる感で、すごいですとか。ストレージも大容量ですとか液晶はどんな液晶とか・・・。

本当の成功はその先ですよね。
購入者の使い方のその先(未来)を提供できるような商品でないならば、iPadやkindle Fireを超えることはないと思います。そこにAppleの創業者スティーブ・ジョブズのすごさがあるんですよね。
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とかもありますが、これはこれでサムスンは少し前の日本のような感じですよね。「追いつき」「追い越す」ためには既存商品の改善商品を徹底して売り出す事によって追いつくことが出来るのではないでしょうか?でも、追いつくことや追い越すことまでは可能かもしれませんが今の日本のようにその先を考えて創造しなければ先はないと思います。

こういった記事があると本当に勉強になります。

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