2012-01-24

もしも、正解があるならば・・・

本来、音楽とは音を楽しむことではなくて
とても宗教的な、呪術的なニュアンスがあったはずです。それがいつからか、多分人間の生活が豊かになり始めた頃(と認識していますが)からではないでしょうか。宗教的なニュアンスは少しずつ変化し、、、いつのまにか全く別のものに変質しもしくは形を変えていったと思います。

ならば従来の宗教的ニュアンスを感じるのでなければ
(音楽を音楽として聞くのであれば)それは「音を楽しむ行為」であってそれ以上でもそれ以下でもないと思います。いまだに多くの人たちが原音忠実=いい音、いい音楽であると考える節が在ります。それはもう古いお話なんではないでしょうか?
音楽が音を楽しむ行為になってからはいい音は聴きやすい音以外には千差万別の世界だと思います。日本語は低周波数が多く発音され、英語等の西ヨローッパの言語は高周波数が多く発音されます。音楽特にボーカル、歌がある曲に関してはやはり言語を聞き取りやすいという事がいい音であることの基本ではないでしょうか?これも音楽という物の枠ではあえて聞きとりづらいという効果をもった音もあると思います。

Dr. Dreのヘッドフォンが大人気の理由
上記記事にインスパイヤされています。

最後にありますよね。
「良い音かどうか」より、「好きな音かどうか」が重要になってきている、ということなんでしょうね。

この事が理解できない人たちがまだまだいっぱいいるのではと感じています。特に「業界」と自分達で言いたがる分野の方や技術系のお仕事の方々。

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