2011-06-18

確かに珍しいニュースですね。

HPはラップトップPCの生産の一部拠点を中国から日本にうつすことを決めたそうです。
確かに「一部」というところが味噌なのですが、通常は海外へ生産を移すことは多くても逆に日本へ戻すという類の行為はあまり聞いたことがありません。


ネックとなる人件費は中国に比べて4倍に跳ね上がるそうですが・・・
また地価だって高いでしょうし。

なにより
市場の物理的な至近性はさまざまなメリットがあるようです。
納期の短縮。


そしてブランド価値らしいです。
「Made in Japan」といういまだにネームヴァリューを持つと言うことです。確かに精密機器はそのキライがあるかもしれません、いまだに。

私見ですが
このところ報道された、精密機器の工場の爆発事故@中国の影響(リスクヘッジの一環)もあるのではないのかと考えています。

最終的に日本での販売は日本で生産された商品でと言うことを目指しているとのことです。私はそれは実現は困難ではないかと思います。ただ規模の経済が適用されるようになれば、あるいはそれも可能になります。

さて、昨年国内市場の売り上げ5位・シェア10%の数値がどこまで4位以内、そしてシェア増大が可能になるでしょうか。

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