2010-08-15

Green Zone

本来の名を"International Zone"というそうです。

えぇ、映画のお話。
マット・デイモン主演の
ミリタリーサスペンスと謳っているアクション映画です。

原作が、サスペンスタッチだからそうなったのでしょう・・・。

よくある、形を変えた正義モノですね。
やはり原作が小説のような形であるものは違いますね。
トム・クランシ-とかもミリタリーやらの陰謀系サスペンスとも面白いです。
話としては。

ただ映画になると
・・・。
しかも突っ込みどころ満載!!!

どうしても100分程度に収めるとなると難しいと思います。
また原作は良くも悪くも主人公を想像します。
ですからその容姿等が合わないとゲンナリしてしまいます。


脱線!!!

マットはイラクでの「大量破壊兵器」を探しますが
ことごとくそれらが無いため
情報自体を疑うようになります。
しかしながらここに、問題があります。
まず軍隊は
「考えるな、考えるのは上官の仕事」という大原則があります。
そこから無視しています。
主人公がジャーナリストであったりもしくは対立するさる組織の諜報員とかならまだ真実味はありました。ただ戦場ですから軍人でないと話は進まない可能性はあります。また彼の行動自体がまず軍規に思いっきり抵触しています。そんなヒーローエゴ、正義感丸出しの軍人なんて一番最初に戦場で殺されていそうです。ただ調査部隊ですからそんな可能性はかなり低いかもです。
また
通訳に使う義足の現地人。なぜか英語をしゃべってるし。
あんな人いません、多分。
そして取り押さえだけでよく済んでいました。戦場なら普通その場で即射殺なのでは???私は戦場に出かけたことも見たこともないのでどういう処遇になるかは想像でしかありません。。。


最終的に現実世界のように、「大量殺戮兵器」など無いことが衆目に晒されるのです。こんないきさつがリアルにあったかは知るわもありませんが、「事実は小説より奇なり」です。全く別の形でありそうな気がしています。
もしかしてマスコミへのリークが発端だったりして・・・。


ただアメリカという国はとても不思議な国だと思います。
自由な国なはずなのに、自由は少ないようです。
まぁ日本もさして変わりませんが。


で、映画ですが面白かったです。
それなりに楽しめました。
それだけ。


監督:ポール・グリーングラス
原案(原作?):ラジーフ・チャンドラセカラン

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