2010-05-24

インテルvsバイヤーン @決勝のこと

史上まれに見る
「順当で、緊張感が感じにくい」
決勝だったと思います。

インテルの力はともかく
バイヤーンは決勝の相手にはふさわしくなかった
と思っています。
少なくとも今期のバイヤーンはですが。

運(対戦相手)にも恵まれていたし
ミスジャッジにも助けられましたよね。

それはされおき注目すべきは
ファン・ハール対モウリニーニョの師弟対決
そして
アリエンとモウさんの対決でもありました。
そして
かなりアバウトで簡単な図式にすると
パス&ポゼッションvsカウンターだと思いました。
ただリベリがいるのといないのではまた結果は違っていたのかもしれません。
アリエンはカンビアッソとキヴが対処。
それにしてもキヴの出来が悪かった。
とはいえアリエンを斜めに入らせずに、コースを切りつつセンターに入らせてシュートorパスさせるというのは彼の抑え方の一つですよね。
ロナウドも同じようなSBとアンカー、もしくはCHとの組み合わせで切っていたように思います。


世界中で
「アンチフットボール」と騒がれているのが分かりません。
「美しく楽しいサッカー」と「勝つサッカー」

よく言われますが
「勝つ」事がプロであって
そしてその後に
それが美しかったり楽しかったり
魅力的であったりすればいいと思います。

負けたのに、もしくは勝てなかった
のに「フットボールではない」「つまらない」というコメントは
私にはNGです。
そういう意味では私もカルチョの考え方なのかもしれません。

しのご言わず勝てと。
タイトルを獲れと。

さて話は戻りますが
モウさんのディフェンスは鬼です。
バルサのときもそうでした。
準決勝の時は10人になったせいで
ほぼ完全に攻撃を捨てたように見えましたが、裏を返せばそれだけバルサのサッカーが怖いということも言えたと思いますが、勝利を優先させた戦略だったと思います。リーグ戦と違い一敗は即、それが死につながりますからね。

勝ちに徹するその戦略は本当にすごいと思いました。
ファン・ハールも逆にうれしかったのではないでしょうか?

インテルおめでとう。
モウさんおめでとう。

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